勉強のコツ vol.2 フェルマーの最終定理
私は数学が嫌いだ。嫌いだった。
全然答えにだどりつけないし、何に使うのかもよく分からなかったし、何より記憶に残っている数学教師が本当に嫌な奴だった。
こうしたことから全く興味のかけらがカモノハシの爪の先ほどもなかった。
しかし、そんな考えを少し変えてくれたのが、
フェルマーの最終定理を中田さんが解説する動画だった。
目次
1.出会い
2.期待はゼロ
3.え?もしかして数学って面白い?
4.終わりに
1.きっかけはやっぱりYouTube
初めはほんとに何気なし。あえて言うなら全く眠れず、興味のないことを聞き流していれば寝れるだろうと思い、再生ボタンをぽちったことがきっかけである。
2.フェルマー?はいはい数学最終兵器の名前ね。
全く期待はしていなかった。
なぜなら、芸人の方が数学の最高峰の謎を動画のテーマにすること自体に信頼性を感じていなかったし、そもそも数学には世間で必要とされるクソみたいなビジネスマナーほどに興味がなかったし。
3.は?謎解きストーリー面白!
数学の内容的な解説は少ないが、謎に挑戦し続けた数学者の挑戦と情熱にうかつにも心惹かれてしまった。
幼いころにぶつかった一つの強大な壁
そしてその壁を乗り越えるべく知識の研鑽に励んだ数十年
様々な理論を繋ぎ合わせ、ついにたどり着いた先にあった現実
それでもあがきもがいて、ようやく手に収めた全て
そうして吐露した感情は 「寂しい」
は?かっこよ。
4.手に入れた「学び」
動画を見る前の気持ちは「素人が数学の動画?」であった。
でもそうではなくて、
本当に伝えたいこと、感じてほしかったことは「興味を持ってほしい」ということ。
数字や数式の一つ一つにストーリーがあり、ある人は解読に一生を掛け、またある人はその数式を世に役立てるために情熱をかける。
背景を知れば認識も変わる。
数学も人間も同じだなと、そう感じることができるようになった。
数学の教材なんて怨念とともにゴミ箱にシュー!していたがな!
時すでに遅し!