キャリアを見つめる 2
人生の岐路の真っただ中で、絶賛迷走中です。
警察官を辞めた人のブログや一人社長のHPやドイツでフリーランスをしているイラストレータのブログやライフハッカーの編集部員の経歴なんて眺めています。
様々な人生模様を感じるとともに、他人の精神が自分の内部に侵略してきているのを感じます。
なぜならみんながみんな、自分のメディアでこう発言するのです。
「紆余曲折あったけど何とか生きていますし、ぜひ皆さんにもチャレンジしてほしい」と。
焚火と夕焼けを眺めながら物思いにふける私の精神状態が彼彼女らの経歴をそのように読み解くのでしょう。
いつぞやかのどこかの哲学者が、「読書とは他人の思考が自分の精神に入り込む行為であり、それゆえに多読は毒である。」と言っていました。
ごもっともです先生。
情報過多は本当に毒です。
自分の中に一本の芯を持っていないから、迷い迷わされてしまいます。
さっさとその芯とやらを見つけ出して、他人に植え込む側にならなきゃなぁ…なんて考える午後4時でした。