実験台 vol.4
誘惑に勝てない。
飯はあるだけ食うし、PUBGは電池が切れるまでプレイするし、掃除はサボるし、惰眠は貪る。
本当に自分を律して、布団脱出炊事選択家事掃除をきっちりこなす人間を同じ生物なのかと疑うレベルである。
私が洗濯物を干す場合、まず洗濯機の中に三日間放置される。その後再度回し干す。ここで改めて三日間寝かす場合もある。
干したら干したで、そのまま気が済むまで天日干し。
長い時には一週間以上風にたなびいておられる。
雨が降ったってへっちゃらである。
乾くまで干し続ければいいのだから。
そんな気の向くまま生きている私は細かいことに無頓着すぎていかんなーこらとつねづね思っていた。
某メンタリストDによると、誘惑に打ち勝つには人間の自尊心や羞恥心を利用すればいいとのことである。
つまり人に見られている環境をセッティングすればいいということと理解した。
だってスタバでPUBGなんてできないし。
あの人いい年してゲームしてるわやだー みたいな。
つまり私は一日中スタバにいればPUBGを卒業できる…?
しかもあそこはシャレオツな人間しか近寄れない聖域だから必然的にシャレオツ人間になれる…?
さらに可愛い店員さんと顔なじみになれてあわよくば…?
まぁ近場のスタバは30キロくらい離れているんですがね…くそ田舎。